ゲーム完成したので解説。(ネオタイピングv1.6時点)
はじめに
ご無沙汰です。
今回は、9月の中旬から新しく始めたゲームづくりが一段落したため、記事にしていこうかなと思います。(失踪じゃないですっ)
(一応N高生なのでアドベントカレンダー企画にも参加しています)
実際に遊べますので、フィードバック待ってます!
↓日本語版、unityroom
ネオタイピング-v1.6 | フリーゲーム投稿サイト unityroom
↓英語版、itch.io
https://rokusyo.itch.io/stretch-typing
前回までのあらすじ
前回、半年ほどかけて制作したゲームについての紹介を行いました↓
その制作中次のような教訓が出てきました
- 最低限プレイできるゲームではあるものの、面白いゲームはではない。
- コンセプトを欠いていたので、何を実装して何を切り捨てるかの基準がなかった。
- テクスチャの実装ができていない。
- 計画段階を軽めにしすぎたので、無理やりな仕様が多々ある。
今回はこの教訓(おもに1つ目)をもとに制作していきました。
ゲーム概要
表示される複数のキーを、時間制限内にすべて長押ししきるタイピングゲームです。
攻略していくことで、お題が少しずつハードなものへ変化していきます。
また、世界中のプレイヤーとスコアを競い合うこともできます。
ゲームの仕様
画面遷移
すべての画面数は5つ。タイトル、ランキング、プレイ、ゲームオーバー、そしてチュートリアル。
ランキング機能について
今回は初めてランキングという機能を実装してみました。
ニフクラ mobile backend(NCMB)というサービスを使って、データのやりとりを行っています。
はじめはGoogle Sheetsへデータを読み書きしようとしたのですが、うまくいきませんでした。
おそらくは、ゲーム開始時にプレイヤーそれぞれがGoogleにログインしなければスプレッドシートにアクセスできないためなのかな?(推測の域ですが)
また、初めて知ったのですが、スプレッドシートでは編集者を100人までしか追加できません。
そんな理由もあって、よりランキング機能向きのNCMBへ変更しました。
スプレッドシートは開発のためのツールのような形でプロジェクトに組み込むほうが良さそうです。(参考↓)
スプライトについて
前回の制作では、仮置きのままのスプライトがいくつかありました。
前回の制作の目標が「とりあえず動くゲームを」ではあったので見逃して頂きたいのですが、今回は違います。「動くゲーム」→「面白いゲーム」にレベルアップした制作を目指したので、スプライトの完成度は重要です。
しかし「スプライト」とは言ったものの、私はデジタルイラストに関する機材を一つも持っていません!(`・ω・´)キリッ
そんな人間がたどりついた先は「ドット絵」でした。
前回の制作でも、ドット絵のスプライトがいくつか登場しています。
今回もドット絵をメインとしてスプライトの制作を行いました。
前回は規模の大きいゲームを作っていたため、スプライト制作へ手が回りませんでした。
しかし今回は、ミニゲームの制作を目指したので、プログラム以外のところへも手間をかけることができました。
ランキング登録のボタン
サウンドについて
先程も述べたように、今回はプログラム以外のゲーム要素へ手間をかけることができるようになったため、サウンド追加を決めました。
ボタンのクリック音は以下のサイトから、(いつもありがとうございます)
そしてBGMはGarageBandで自作しました。BGMをゲームへ追加するのは初めてです。
今まで趣味で楽曲制作をしていましたが、ゲームBGMは勝手が違ったため難しく感じました。
あくまでもプレイ中、後ろでかける音楽なので、かっこうよい複雑なフレーズというよりは、耳馴染みが良くキャッチーなメロディーを制作するほうが良さそうです。
ただあまりにも格好悪くては遊んでいる際にじゃまになってしまうのでは、、、などと考えていると時間が溶けていきそうだったので、格好良くも悪くもないであろう曲を作ってみました。
単純な楽曲もまた、作るのが難しいですね。
フィードバック
私の友人にフィードバックを頂きました。v1.6時点のフィードバックなので、これから修正されるかもしれません
- スタート前のカウントダウンがほしい
→確かにいきなり始まるのは不親切。追加する。 - Shift-Lという表記だとShiftとLを押すのかと勘違いする
→確かにこれは間違えそう。修正する。 - 中毒性あり
→ありがたい!!!! - リズム感を出す要素があると良いのでは(タイプ完了ごとに音程を上げていくなど)
→ゴールがあるゲームではないので音程を上げ続けるのは厳しい。だが、工夫して「10回ノーミスで得点が2倍モードに移行(ミスで通常に戻る)」のようにすれば音程を上げていくのは可能。いずれにしろリズム感を出す要素は重要!
終わりに
はい。今回は「面白さ」について深掘りしてゲーム制作に取り組んでいきました。
今まで遊んできたものが自分の手で出来上がるのをみると、いつでもわくわくします。
次回はいつになるかわかりませんが、また短いゲームを制作しようかなと考えています。その途中でなにか技術的な内容の記事を書くかもしれないです。
ありがとうございました。